お盆を利用して久し振りに両親と鎌倉に行ってきた。
以前紹介したヨットの模型は形見分けの折に親戚の誰かが持っていったようで現在の所在は不明である。残念だが仕方ない。

昨日、一昨日と更新出来なかったのはこの鎌倉急行の所為なのであるが幸い書くことは決めてあるのでそちらも忘れないうち、早いうちに書いておきたいと思う。

それでまあ、鎌倉は父の実家に当たるのだが滞在時間でいえばそんなに長居はしていない。せいぜい6時間くらいだろうか。その間にしたことといえば庭木のヌルデの木の剪定である。どうも懇意にしていた庭園業者が廃業したらしく、そのときは1日でざっくりと5万でやってもらっていたらしいのだが、今の相場では10万以上、木一本で2万というような業者が多いと言っていた。
それで親戚筋の貴重な男手として駆り出されてきたのである。

作業を命じられたのは庭先にあるヌルデの木。大きな枝が電線にも届こうかというところまでなっていたので、それは根元からバッサリ伐った。作業をしていると祖母がしきりに心配して、ヌルデは恐ろしいよ。素手で触るとかぶれるよと言う。樹皮を触っていてかぶれるような痒みは出なかったが、あまりにもしきりにいうので切った枝を細かくして縛る頃には軍手をはめさせられた。
のちになって調べてみるとヌルデはウルシ科で樹液にあのウルシかぶれの症状があるらしいが、樹皮に触れるだけだとかぶれたりかぶれなかったり人それぞれのようだ。

この厄介な木はいつ頃植えたのかと聞くと植えていない。勝手に生えてきたと父が言った。裏山が近いので然もありなん。葉っぱの形が少しユニークというか変わっていて、庭木にする利点といえばあとは育てるのに手がかからないことくらいか。ウルシの防御機序は強そうだ。
都市部のマンションに住んでいるとあまりない経験だが郊外の庭付き戸建に住めばこういうことはままある。仙台の方でも少し外れの家には裏山からだろうか。ここ一、二年の間に何度か松が庭先に生えて刈ったのだが、いま鉢に植わっているヤツは既に全高1mほどに枝葉を伸ばしている。

かぶれといえば、今日まで症状が出ることもなくその点は良いのだが作業中に10箇所以上も虫に刺され、耐え難い痒みに身をよじる日々である。

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