著作権フリーと言っても無料でどこまでも利用できるものは少ないという話。
2018年8月1日 動画著作権というのは色々とややこしい問題を抱えていて、法的構成にも不備が多く未だ包括的な合理性・一貫性を担保する解釈は存在していない。
というのも著作物の利用形態が当初想定していた形からはるかに逸脱してきているので法解釈の更新やら利用形態と文化的発展に資する適切な権利の保護方法というのがいまだに確立していないことによる。
さらに言えば、著作物の価値の算出というのが難しく、1920*1920のイラスト一枚いくらの利用料が掛かるなんて言うのは一義的に決まるものではないのでそこはもう裁判で争ってみないと分からない。
商業実績のない人の申し立てならばなおさら裁判官も頭を悩ませることになり、色々な検討を経て客観的妥当性がありそうな値段で手打ちとなる。
じゃあ、権利関係のめんどくさくなさそうな著作権フリーのものをネットで拾って使おうとするとこれまた非常に面倒くさいことになる。
現在の大手著作権フリー素材配布サイトはかつてのような素材をアップロードして放置するといった形態ではなく、基本的に商業利用しているものを目ざとく見つけ、その収益の一部または全部をライセンス規約と利用規約の曖昧さを悪用して横取りするというスタイル(いわゆる著作権ビジネス)が主流になっている。
その為、実際にその素材を利用する際はきちんと権利を有す著作権者と何にどういう形で素材を利用し、それに対し幾ら払うの払わないのということを握っておかないと配布サイトの運営辺りがいきなり出張ってくるのでかなり面倒くさいことになるようだ。
例えば、あるサイトの利用例として動画の制作につき音楽素材としての利用を上げていたりするし、(商業利用可)というようなあたかも無料でどこまでも利用できると勘違いしそうなことをわざわざ追記で書いているのだが、この項には「無料で」という言葉が入っていないため実際にいくらかかるとかそれを利用した際に発生した財産権がどちらに帰属するかということ話し合いもなく財産権の帰属を主張してくる可能性がある。
だから、素材なんていうのは本当ならばすべて自炊ないしは内製するのが一番であるのだが、中々そうもいかないだろう。
そういうとき、著作権フリーを謳うサイトの素材を利用する際にはくれぐれも注意されたしという話。
というのも著作物の利用形態が当初想定していた形からはるかに逸脱してきているので法解釈の更新やら利用形態と文化的発展に資する適切な権利の保護方法というのがいまだに確立していないことによる。
さらに言えば、著作物の価値の算出というのが難しく、1920*1920のイラスト一枚いくらの利用料が掛かるなんて言うのは一義的に決まるものではないのでそこはもう裁判で争ってみないと分からない。
商業実績のない人の申し立てならばなおさら裁判官も頭を悩ませることになり、色々な検討を経て客観的妥当性がありそうな値段で手打ちとなる。
じゃあ、権利関係のめんどくさくなさそうな著作権フリーのものをネットで拾って使おうとするとこれまた非常に面倒くさいことになる。
現在の大手著作権フリー素材配布サイトはかつてのような素材をアップロードして放置するといった形態ではなく、基本的に商業利用しているものを目ざとく見つけ、その収益の一部または全部をライセンス規約と利用規約の曖昧さを悪用して横取りするというスタイル(いわゆる著作権ビジネス)が主流になっている。
その為、実際にその素材を利用する際はきちんと権利を有す著作権者と何にどういう形で素材を利用し、それに対し幾ら払うの払わないのということを握っておかないと配布サイトの運営辺りがいきなり出張ってくるのでかなり面倒くさいことになるようだ。
例えば、あるサイトの利用例として動画の制作につき音楽素材としての利用を上げていたりするし、(商業利用可)というようなあたかも無料でどこまでも利用できると勘違いしそうなことをわざわざ追記で書いているのだが、この項には「無料で」という言葉が入っていないため実際にいくらかかるとかそれを利用した際に発生した財産権がどちらに帰属するかということ話し合いもなく財産権の帰属を主張してくる可能性がある。
だから、素材なんていうのは本当ならばすべて自炊ないしは内製するのが一番であるのだが、中々そうもいかないだろう。
そういうとき、著作権フリーを謳うサイトの素材を利用する際にはくれぐれも注意されたしという話。
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